2019年06月22日
関東と関西では様々な面でルールが異なるといわれていますが、具体的にどう違うのでしょうか。例として、お通夜の時には関東の場合来た人全員に食事を振舞いますが、関西の場合には親戚のみに食事を振る舞い、一般の弔問客は焼香だけで帰ります。
香典に関しても東は全て受け取り、西は親族以外は辞退する流れが増えてきました。理由として返礼品に関しているといわれています。なお、香典を入れる袋の色も異なり、白黒は東側で使う袋、黄色と白は奈良県以外の西側で使う袋です。
また、骨壷の大きさも異なり、西側では一部の骨だけを拾い、東側では全てを拾うのが義務です。西側では拾わない選択肢も可能となっているため、東とは大きく違うといえるでしょう。また、東では花輪を飾ることがメインとなっていますが、西側では樒と呼ばれる魔よけの効果がある樹木を飾ることが多いです。
なお、お盆やお彼岸に関しては、時期や行うことに対して東西ともにそれほど違いがありません。あくまでも葬式に関連した事については東西で大きな違いがあるといえるでしょう。なお、東側であっても香典に関しては様々な風習があるため、葬儀に参列する前に地域による違いを確認しておいたほうがいいといわれています。