2019年04月09日
慌ただしく過ぎるのが葬儀・告別式ですが、三回忌の法要が終るまでは大変だと言われています。様々な手続きはもちろんですが、意外に大変なのが遺品の整理ではないでしょうか。何も考えずに処分をしてしまうと、思わぬ後悔に襲われることがあります。
また、親類とのトラブルに発展することもあります。最も確実な方法としては、話し合いをして遺品を分配することです。眼鏡やスーツの日用品は、誰かに使ってもらうことで、新しい息吹が芽生えるはずです。指輪やネックレスも同様で、新たな使用者があると故人も浮かばれるのではないでしょうか。
無用なトラブルに備えるには、エンディングノートの活用がベストだと言えます。ある程度の死後の指示をしておくことで、遺族の戸惑いも減ると言われています。終活セミナーにおいては、エンディングノートの書き方もレクチャーしてくれます。
弁護士や税理士の指導を受けることが出来ますし、完璧なノートに仕上げることが出来るのではないでしょうか。死を遠ざけたいと考える気持ちは当然ですが、一方で誰にでも訪れるのが死です。闇雲に恐れることをせずに、自然体で取り組むことが大切です。遺品が片付くことで、重圧から解放されます。