2019年03月08日
遺族と企業が合同で行う葬儀であり、密葬と本葬を一度に行う葬儀を合同葬と呼んでいます。遺族と企業だけではなく、複数の企業が施主となる場合も合同葬と呼ばれることがありますが、よくみられるのは遺族と企業で執り行うパターンです。
身近な人のみで密葬や家族葬を行い、後々社葬という形で執り行うという選択肢もありますが、合同葬では企業も葬儀費用を負担するので、合同にして置いた方が一度で済ませることができるので、遺族の精神的な負担を軽減させることができたり、遺族が負担する費用が規模に対して少なくて済むという利点があります。
もちろん役割も分担することになり、大半は企業側の社員で担うことが多いので、その点も助けられると感じるのではないでしょうか。企業側と遺族側での費用負担に関しては、半々にするという場合もあれば、企業が大半を負担するという場合もあります。金銭面の費用分担に関しては、あらかじめしっかり話し合っておくようにしましょう。もちろん葬儀の内容に関しても双方の意見が食い違わないように、しっかりとコミュニケーションを取っておき、納得できる最後にするべきです。役割の分担も、細かな点までしっかり相談しておきましょう。