2018年12月23日

様々なタイプが用意されている葬儀と埋葬方法

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葬儀や埋葬方法には様々な種類があり、最近では従来の形式にとらわれずに本人が満足できる方法が選ばれるようになってきました。日本では火葬が行われていますが、キリスト教徒が多いヨーロッパや広大な土地があるアメリカでは土葬されることが一般的でした。

しかし最近ではヨーロッパやアメリカでも土地不足や衛生的な観点から火葬へと移行する国々が増えてきています。またインドのヒンドゥー教徒の間では遺体を川に流す水葬が採用されており、ガンジス川には死体が浮いていることがあります。

チベット仏教では位が高い人々の間で、鳥葬というものが採用されています。鳥に遺体をついばんでもらって空高く運んでもらえば、成仏することができるという考え方によって実施されています。日本では火葬した後に残った骨を墓や納骨堂に埋葬することが一般的でしたが、最近では散骨して自然に還すという方法が注目されています。散骨する場所としては海や山、空や川などがあり、国内外の有名人の中にも散骨を選んだ人がたくさんいます。この他に樹木葬も注目されており、墓石の代わりに木を植えるという埋葬方法もあります。散骨や樹木葬であれば墓を管理する必要がなく、子孫がいない人々からも支持されています。