2017年01月22日
冠婚葬祭の中で、一番必要とされているのが花です。但し、この花自体、その冠婚葬祭では、花の種類も異なって来ます。そして、何よりお葬式の際に使用されるのがお供えの花とも呼ばれている供花です。これは故人に対しても弔意を表すための大切な儀式の弔い花としても重要な役割を持ってもいます。生前、お世話になった方のために、そして親族にとっても、大事な人が亡くなった訳ですから、故人に供える花としても、その儀式に相応しい花を贈ると言うのが昔からの慣習でもあります。そして供える花としては、その他にも亡くなった方の霊を慰めると言う意味合いも込められています。ただ、この供花は、弔問に訪れた親族、または友人知人が贈ると言う事でもありますが、その他にも遠方の方の場合は、中々参列が難しいと言う場合もあります。
その場合は、参列できずに、故人のために花を贈ると言うケースもあります。そんな故人のために、そして会場を飾りたてると言う意味でも大切なこの花は、その会場のレイアウトもありますが、一般的には葬儀に相応しく装飾されて供えるのが特徴です。そして必ず花の表には贈られた人の名前を記すと言うのが礼儀でもあります。今の時代では、個人で贈られる場合もありますが、親族が共に名前を連ねて故人のために贈ると言うケースもあります。特に故人の孫や友人知人の場合は、お互いがお金を出し合って、お互いの真心を供える花に託すと言う場合もあります。そして、そのお供え用の花の手配ですが、これは主に花屋さんの方に注文すれば遺族の住所に葬儀の前日、若しくは当日に届けてくれるように注文してくれます。
または、喪主が花の手配を葬儀社と話し合いの下でまとめて手配してくれると言う事になります。そしてその費用ですが、これは地方でも異なる場合もあります。大凡の相場ですが、7500円から15000円、または20000円くらいの費用が掛かります。故人のために礼を以て供える花となる訳です。それ相応に飾る必要があります。そしてその花のスタイルですが、これは殆の場合が生花と言う事になります。そしてその種類がユリの花なキクの花と言う落ち着いた花になる訳です。派手な色の花を使用する事は控えます。