2017年02月03日
供花とは、お通夜とか告別式の時に、故人を供養するために会場も供えられている花を指すことになります。輪っかになったものや、篭に入れられているもの、そしてプランターに生けられているものなど、多種に渡りますが、告別式などに参列出来ない人や、近しい関係の人であるとか、仕事上でお付き合いのあった企業などからも、贈られてくるものになります。
この場合、葬儀社とか花屋さんに全てを任すと言う方法もありますが、最低のマナーだけは、知っておくべきと考えます。供花は、故人に近しい人から順に並べることが正確な方法です。祭壇の中央から並べて行くことになります。それが葬儀開始ギリギリであっても、この順はキチンと守るのが喪主や家族の役目でもあると知っておきましょう。しかし、その順に並べることで、色・形のバランスが崩れることが、考えられます。
そんな時には、祭壇とのバランスを考え、更には全体を見渡すことで、左右を取替えるなどの方法を取るようにします。またこれらの花を頂いた人には、キチンとしたお礼が必要になります。贈り主の名前や住所、連絡先は必ず控えるようにしましょう。基本的な飾り方は、葬儀社の方でやってくれることになります。ですが、順の違い、バランスの取り方などは、喪主側の責任にもなりますので、遠慮なく指示を出すことも必要になって来ます。